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個人開発者、チーム開発をはじめる
2026.06.22Think3 min read

個人開発者、チーム開発をはじめる

作るものと、作るための環境を、同時に開発する。

有志の生徒側で授業を観察・評価し、そのデータを先生に届けて授業改善につなげる——私の所属する大学でそういう取り組みが長年続けられている。 しかし、膨大なデータを調べるのはなかなか大変で、過去のデータが十分に活かされていない状況にあった。 それを解決するRAGシステムのプロトタイプを、私はアルバイトとして任された。

最初はひとりで進めていた開発だったがやることが増えるにつれ、自然とチームを作って役割を分担しようという流れになった。 開発(自分)、デザイン、マネージャーの3人だ。

この役割分担の変革により「自分だけがわかればいい」という開発のやり方を、見直す時が来た。

開発環境が違う。知識、前提が違う。自分の中では当たり前のことが、相手には当たり前じゃない。 まず共有の仕組みを作ろうとしたが、うまくいかなかった。話し合った。また別の仕組みを試した。少しずつ整ってきた。

そうした試行錯誤の過程で気づいたことがある。チームの仕組み作りって製品の開発と全く同じことではないかと。

製品開発ではPDCAを回す。作って、試して、フィードバックを受けて、改善する。チームの動かし方も同じだ。 コミュニケーションの方法も、役割分担も、情報共有の流れも——試して、ずれを発見して、直していく。 製品を作る「プロセスそのもの」も、開発の対象になる。

今はまだ正式採用も決まっていない、テスト段階だ。だからこそ、どんどん試せる。

チームの仕組みを育てながら、より良いシステムを作っていく。ついに個人開発者として、次のフェーズに入ったのだと実感した。

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